競馬をはじめたばかりの人であれば、誰でも知りたいと思うのが「競馬で当たりやすい買い方ってあるの?」という点ではないでしょうか。
競馬の予想において、過去のデータを参照することは重要なファクターのひとつです。
そこで、この記事では現在ある馬券の種類から的中条件・的中率を紹介した上で、当たりやすい買い方について紹介していきます。
目次 [非表示]
現在発売されている競馬の馬券は10種類
馬券の種類と的中条件・的中率
単純な的中率でいえば単勝・複勝
過去のデータを見ることも大切
競馬における当たりやすい買い方4つ
1.馬連流し・馬単流し
2.ワイドボックス
3.フォーメーション
4.単勝・複勝
まとめ
現在発売されている競馬の馬券は10種類
馬券の種類は10種類。
特に初めての人であれば、「何を購入すればいいの?」と迷うことでしょう。
以下で、現在発売されている馬券の種類と的中条件・的中率を紹介していきます。
馬券の種類と的中条件・的中率
競馬 ターフビジョン 払い戻し
現在発売されている馬券の種類は、応援馬券を含んで10種類。
ここでは、10種類の馬券の紹介と応援馬券を除く10種類の的中条件・的中率について紹介します。
なお、的中率については最大出走頭数の18頭出走した場合の数字です。
《単勝》
的中条件:選んだ馬が1着でゴール
的中率:1/18(0.056%)
《複勝》
的中条件:選んだ馬が3着以内でゴール
的中率:1/6(16.67%)
《応援馬券》
1頭の単勝と複勝をセットで購入する馬券
的中条件:単勝・複勝の的中条件と同じ
的中率:単勝は1/18(0.0056%)複勝は1/6(16.67%)
《ワイド》
的中条件:選んだ2頭の馬がいずれも3着以内でゴール
的中率:1/153(0.0065%)
《枠連》
的中条件:選んだ枠の2頭が、1着・2着でゴール(順番不問)
的中率:1/153(0.0065%)
《馬連》
的中条件:選んだ2頭が1着・2着でゴール(順番不問)
的中率:1/153(0.0065%)
《馬単》
的中条件:選んだ2頭が、順番通りに1着・2着でゴール
的中率:1/306(0.0032%)
《三連複》
的中条件:選んだ3頭が、1着~3着までにゴール
的中率:1/816(0.0012%)
《三連単》
的中条件:選んだ3頭が、順番通りに1着・2着・3着でゴール
的中率:1/4896(0.00020%)
《WIN5》
的中条件:指定された5レースで、1着になる馬をすべて当てる
的中率:1/1889568(0.00000053%)
単純な的中率でいえば単勝・複勝
競馬 出馬表
わかりやすさでいえば、単勝・複勝です。
また、単純な的中率でいえば、やはり複勝が一番当たりやすいといえます。
ただし、複勝はもっとも払戻金も低くなりやすい傾向にあります。
単勝もよほどの波乱が起きない限り、なかなか高配当は期待できないでしょう。
そのため、むやみに多頭買いしてしまうと、トリガミ(払戻金より購入額のほうが多い)になってしまいかねません。
過去のデータを見ることも大切
競馬 過去データ 有馬記念
競馬に限ったことではありませんが、過去のレース結果を見て傾向を把握しておくことが大切です。
どのレースでも同じですが、過去のデータを見ることでレースごとの特徴がわかるので、必ず見るようにしましょう。
枠順・馬番ごとの有利・不利や、展開というのも見えていきます。
購入するレースを決めたら、その統計は見るようにしましょう。
競馬における当たりやすい買い方4つ
競馬において「絶対に当たる」とは言い切れませんが、「当たりやすい」買い方というのはいくつかあります。
その中で、払戻金と当たりやすさのバランスがいいのが「連勝複式」と呼ばれる馬券です。
理由は、「着順に関係ない」という点にあります。
たとえば馬連であれば、2着までに入った馬番号を選んでいれば的中です。
三連複であれば、3着までに入った馬番号を選んでいれば的中となります。
その他、ワイドについても3着までに入った馬のうち、2頭が当たっていれば当たり馬券です。
馬単や三連単と比べると配当は低くなりますが、それでも単勝や複勝と比べると少ない点数で高配当を期待できるので、当たりやすい買い方といえるでしょう。
1.馬連流し・馬単流し
競馬 芝
馬連流しというのは、軸となる馬を決める買い方です。
18頭出走のレースで、軸と相手をこのように決めたとします。
軸:8番
相手:1番・5番・9番・12番・15番
軸1頭に対して相手は5頭なので、馬券の組み合わせは5通りです。
また、「馬単流し」といって、軸になる馬を1着に固定して、その他に気になる馬を流すというやり方もあります。
同じく、軸になる馬と相手を下記のとおりに決めたとしましょう。
軸(1着):9番
相手(2着):2番・6番・9番・13番・16番
軸1頭に対して、相手は5頭なので同じく5通りの組み合わせです。
流しの場合はすべて同じ金額での購入となるので、100円にマークをしていたら全部で500円となります。
仮に、相手を9頭にしたとしても、軸を決めていたら全部で9通りなので、購入額は900円。1,000円以内で購入できます。
2.ワイドボックス
馬券 ワイド ボックス
ボックスというのは、馬番号や枠番を組み合わせる馬券で選択した馬番・枠番の組み合わせをすべて購入する投票法です。
ワイドというのは3着までに入る2頭の馬を予想する方式で、着順は関係ありません。
ちなみに、3頭をマークした場合は3通り、5頭であれば10通り購入することになります。
100円を指定した場合の購入金額は、それぞれ300円、1,000円です。
ボックスで買えば、比較的当たりやすい買い方になるでしょう。
3.フォーメーション
馬券 フォーメーション
フォーメーションというのは1着・2着・3着にどの馬が入るのかを選び、その組み合わせで当てる買い方です。
ボックスと違うのは、あまり自信のない組み合わせは購入する必要がないという点。
ボックスであれば、選んだ馬番号の組み合わせはすべて購入しなければならないため、購入金額も大きくなりやすいという欠点があります。
通常は、1着で軸になる馬(もっとも自信のある馬)を指定して、2着と3着はそれぞれ気になる馬を配置します。
たとえば、三連複でこのように指定したとしましょう。
軸:6番
相手(2番目):3番・10番
相手(3番目):1番・3番・5番・10番
この場合であれば軸となる6番、2番目の3番か10番のいずれか、3番目の1番・3番・5番・10番のうちいずれかが3着以内に入れば当たりです。
ちなみに、上記の場合であれば5通りになります。
ボックスであれば10通りなので、半分の金額で済む計算です。
三連単も、基本的にはこれに似たような買い方になります。
たとえば、このように指定したとしましょう。
軸(1着):8番
相手(2着):3番・6番・10番・13番
相手(3着):3番・6番・10番・13番
この場合は、軸が1着、2着か3着に軸以外のいずれかが入れば的中です。
5頭を指定しているので、全部で12通りとなります。
100円購入した場合は1,200円です。ボックスであれば6,000円なので、ボックスの5分の1で済みます。
軸馬は人気馬にして、相手は大穴~10番人気くらいまでと決めて購入するようにすると、比較的当たりやすい買い方ができるようになるでしょう。
4.単勝・複勝
競馬 単勝
最後は、単勝・複勝(単複)です。これば、それぞれ気になる馬を単勝と複勝でそれぞれ購入する方法です。
同じ馬番号であれば、応援馬券で購入してもいいですし、違う番号をそれぞれ単勝と複勝で買ってもいいでしょう。
単勝で買ったものが1着、複勝で購入したものが3着以内であれば、両方的中したことになるので、配当次第ではそれなりの払い戻しが受けられます。
200円から購入できるので、予算が少ないときは試してみてください。
まとめ
この記事では、競馬の当たりやすい買い方4つについて解説していきました。
競馬は出走頭数も多いので、当てなければならない着数が多くなれば、その分的中率も低くなってしまいます。
うまく穴馬を見つけて、組み合わせられるようになれば、当たりやすい買い方ができるようになるでしょう。